yusakoda's life

体調の波に翻弄されつつ、意外とのんびり生活できてるアラフィフの日常。

パニック持ちの主婦、子供の学校行事はどうしてる?

こんにちは。yusakodaです♪

 

さて、今回は、多くの「子持ちのパニック持ちさん」がぶつかる、

学校行事という名の壁について、私が苦労したことや工夫したことを、

いつものように、つらつら書いていこうと思います。

 

 苦手要素がたくさんの体育館での行事

子供の学校行事の際に、苦労されているパニックさんは多いと思います。

 

特に、体育館でやるような学校行事は、静かに座って聞いている時間が長く、

途中の入退席もしづらいし、ちょっとした物音にも反応されそうで、

パニック障害の苦手要素が満載の雰囲気ですよね。

 

コロナ禍になってからは、換気の為、窓を開け放って行われることもあって、

季節によっては、すごく寒かったり、暑かったり、これもストレスです・・・。

 

 

息子が中3の時に行われた進路説明会は、もれなく体育館でしたが、

行く前からなんだか嫌な感じがしていたので、

必要な箇所だけ参加して、限界になる前に途中で抜けて帰ってきた事があります。

 

うちは一人っ子だし、最近の受験に対する知識や情報もなかったので、

絶対に行かなければならないものと思って行きましたが、

上のお子さんがいる方や、お仕事されている方は、不参加の人もいました。

 

それを見て、後で、必要なプリントや資料は、子供が持ち帰ってくるし、

わからないことがあったら、学校に電話して聞けばいっかと開き直りましたw

 

それよりも、ここから動けなくなるよりは、帰れるうちに帰ろうと、

隣に座っていた息子に声を掛け、そっと席を立ちました。

 

私と入れ違いに、遅れてやってきた保護者の方もいたし、

後で聞くと、同じように途中退席された人もいたようなので、

事前に、そういうことを禁止されていなければ、無理する必要もないなと思いました。

 

自分で言うのもなんですが、パニックさんの傾向として、

行かなきゃいけない、最後までいなきゃいけないと、

ちょっと真面目に考えすぎるってこともあるんでしょうね。

 

参加・不参加の紙を出す時に、担任の先生向けに一言書いておけば、

配慮してもらえると思うので、ダメ元で頼れるところには頼ろうと思いました。

 

 コロナ禍で良かったことも。

そんなこんなで、無事に高校に入学し、現在、息子は高校3年生です。

 

中学卒業直前に、コロナ禍に突入したので、

卒業式自体がなくなりそうでしたが、なんとか在校生・来賓なしで開催されました。

 

高校の入学式も、同じ感じで保護者のみの参加で行われました。

 

この頃は、まだ「どうしても外に出られない!」って感じではなかったし、

どちらもコロナ対策で、式自体、例年より時間短縮になっていたので、

私もなんとか無事に、最後まで参加できました。

 

そこから私がだんだんと外出できない状態になっていきましたが、

高校に入ってからは、そもそも小中学校に比べ、保護者参加の行事が少なく、

さらに、コロナ対策で、行事自体がなくなったり、内容変更されたり。

 

コース選択や、進路についての説明会も、保護者は絶対参加ではなく、

どうしても周知しておかなければならないものは、後日、動画配信されました。

 

これはありがたかったし、配信はコロナが収束しても継続しては?と思いました。

 

先生は大変だけど、私のように事情があって参加できない方や、

お仕事で参加できない方も、時間のある時に、必要な箇所だけ視聴できるから便利。

PTAなどを通じて、保護者側から提案してもいいかもしれないですね。

 

 どうしても行かなければならない時。

高校に入ってから年2くらいであった個人面談は行かないわけにもいかず、

旦那になんとか日程調整してもらって一緒に行ってもらってました。

 

行きは、旦那と一緒でも、どうしても電車に乗るのが無理そうなので、

時間に遅れるわけにもいかず、タクシーで行き、

帰りはあるあるですが、全然平気だったので、普通に電車で帰ってきました。

 

そのパターンでもダメそうだった時は、旦那1人で行ったことも。

聞きたいこと忘れたり、後で説明するのが面倒っていう旦那の策で、

先生に許可を取って、私がリモートで参加したこともありますw

 

うちの場合は、旦那が比較的お休みを調整しやすい職種なので可能ですが、

年に何回もあると、一緒に行ってもらうのも、なかなか難しいことですよね。

 

私は高校でも、懇談の希望日時を提出する時に、今の状況を書いて、

もしかしたら、迷惑をかける事があるかもしれない旨を伝えるようにしています。

 

なんとか1人で行けたとしても、途中で具合が悪くなってしまってから、

自分の状況を相手や周りにに説明するのって難しいと思うので、

やっぱり事前に伝えておくことで、自分の気持ちも楽になると思います。

昔と違って、「パニック障害」も知られていますしね。

 

無理はしないで、調子が悪いなら、きっぱり行くことは諦めて、

日程を調整してもらうとか、違う方法でやってもらえないか相談するとか、

自分の選択肢をたくさん持つってことも大事なことかもしれません。

 

親しいママ友がいるなら、普段から「パニック障害」ってことをオープンにして、

頼れる時は、ダメ元で頼ってみてもいいと思います。

 

高校まで行ってしまうと、なかなか親御さんと交流する機会はないけど、

小中学校時代なら、私も旦那じゃなくて、ご近所ママに相談してたかも。

 

 逆の立場の時もあったからわかること。

息子が小学校高学年の時に、ご近所に同級生が引越してきました。

子供たちは、受け入れが早いので、その日のうちにみんな仲良くなって、

登下校も一緒にしていたし、放課後も誘い合って、よく遊んでいました。

 

でも、なかなか親御さんには会えなかったんですよね〜。

 

運動会では、家族で一緒にお弁当を食べるんですが、

当日に担任の先生から、その同級生の子も一緒にお願いできないかと言われました。

 

事前に、親が来れるかなど調査の紙も提出してるし、

もっと早く教えてくれれば、お弁当も多めに作ったのになぁと思いつつ、

「わかりました」と承諾し、一緒に食べてたんですが、

 

旦那が言うには、親子競技の時には親御さんを見かけたらしく、

お仕事で帰ったのかな〜と、少し疑問に思うくらいでした。

 

 

それから、少し経って、防災の日か何かで、お迎え訓練に行った時にも、

担任の先生が、その子を一緒に連れて帰ってくれというので、

 

「親が来れない時に、誰が来るかも事前に登録してるはずですよね?

その方は来られないんですか?訓練の意味がないですよね?」と言うと、

 

「直前に来られないと連絡があったので・・」と言われ、

そのままでは、同級生の子も可哀想なので、やむなく一緒に帰りました。

 

 

その後も、何度か同じような事があったので、別件で家に電話をしてきた先生に、

 

「何度もこういう事があるけど、親御さんは、うちが対応してることを知ってますか? 

 先生からきちんと状況を話してもらってますか?

 お礼とか謝罪をしろという話じゃなくて、直前でも連絡してくれればいいのでは?」

 

と、さすがに何も言ってこない親御さんと、

当たり前のように頼んでくる先生に対しての不満が爆発してしまいましたw

 

結局、先生から私が爆発してることを聞いたのか、電話があり、

「連絡先がわからなかったから・・」と言われ、色々、沸々しましたが、

 

いつも対応できるわけじゃないし、それで困るのは子供だから、

協力しないわけじゃなく、せめて事前に連絡してくださいと、それで終わらせました。

 

ただ、子供たちは仲良しだし、私もその子自身には何の怒りもないので、

その後も、児童館のイベントに行くのに一緒に付き添ったり、

そのお迎えついでに、3人でドーナツ屋に寄ってお茶したり。

 

中学校も当然一緒だったんですが、行事の時に親御さんを見かけることは、

私のタイミングが悪かったのかもしれませんが、ありませんでした。

 

実は、ご近所ママさんから、その子のお母さんが「パニック障害」らしく、

そのため、子供会への誘いも断っていたし、行事もあまり来ないんじゃないか、

ご近所付き合いも避けてるんじゃないかとは聞いていました。

 

でも、こちらから聞くわけにもいかず、本人から聞くまでは憶測に過ぎず。

子供たちも大きくなって、親同士が関わることも少なくなり、そのまま。

 

 

・・・・だったんですが、1年ほど前に、そのお母さんがやってきました。

 

子供たちは高校は別なので、連絡は取ってるものの、以前ほどは会ってないし、

突然の母の訪問に、親子で動揺w 「えっ?なになに?どした?」

 

どうやらお引越しをするので、わざわざ挨拶にきてくれたようなんですが、

玄関を開けて、私の顔を見た途端、ホッとしたのか(怖かったのか?w)、

ようやく涙ながらに「パニック障害」で、人付き合いが苦手で、

良くしてもらったのに、何も出来なかったと話してくれました。

 

「なんとなく知ってたよ。私もそうだよ。今はほぼ引きこもりだしw

 だから、私たちご近所ママに、もっと頼って欲しかったな。

 だって、自慢じゃないけど、この地域のママ友は頼もしいよ。

    でも、頼れって無理強いできないじゃんw

 最初だけ、少し頑張って関わって欲しかった。

    みんな良い人なの。一緒に子育てしてくれるし、面白い人ばっかだよ?w」

 

 「そうだね、そうだね」と、彼女は笑いながら、泣いて、頷いていました。

 

あの時、私がもっと踏み込んで聞いていたら、違っていたのかな?

もっと寄り添えることもできたのかな?・・・色々と考えが巡りますが、

 

でも、やっぱり自分で踏み込まないといけない時もあると思います。

周りは、言わなきゃ気づいてくれないって、身を持って知っているしね。

 

そのお母さんとは、それから近況報告程度ですが、何回かLINEでやりとりしました。

年代的も同じなので、パニックだけじゃなく、更年期特有のお悩みも。

 

子供が同級生で、ご近所にいたのに、何年も顔を合わすこともなく、

こういう何気ないやり取りもできなかったので、不思議な感じ。

 

うちに挨拶にきたあの日、彼女は一歩踏み出したんだろうなぁ。

そのままスルーできたかもしれないのに、勇気を出してくれたことに感謝です♪

 

 

なんでも1人でやろうと頑張ってしまうパニック持ちさんも多いと思います。

 

でも、周りには頼って欲しいと思ってくれている人もいるかもしれません。

それには、まず、こちらが勇気を出さないといけない時もあると思うので、

怖がらずに、人に頼る、相談するという選択肢も持ってみてくださいね。

 

私も頑張らずに頑張らないとなぁ〜。皆さんも、ご自愛ください☆

 

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