yusakoda's life

体調の波に翻弄されつつ、意外とのんびり生活できてるアラフィフの日常。

初めてペインクリニックに行ってみた。

こんにちは。yusakodaです♪

 

ここ数年、慢性的な体調不良に悩まされている私ですが、

先週、あまりの腰の痛さに、初めてペインクリニックを受診しました。

 

 受診のきっかけ

最初は、いつものことですが頭痛(後頭部痛)が長引いていて、

腰痛もですが、他にもいろいろ気になる症状があったので、

かかりつけの内科で診てもらい、血液検査もすることにしました。

 

結果、いつも引っ掛かる肝臓の数値が高かったのと、

あちこち色んなところが痛かったので、

念のため、後日エコーを撮ることになりました。

 

わかってはいたものの、内科を受診したところで、

すぐに原因がわかったり、症状が改善されるわけでもなく。

 

それでも、いつもみたいに行ったら気が楽になるかな・・と思ったんですが、

帰りには、だんだん腰の痛みが悪化し、足の側面というんでしょうか、

付け根あたりも痛くて、歩くもの辛く、メンタル的にもしんどくなってきてました。

 

長引くとね、本当に悪循環ですよね。わかっちゃいるけど、なっちゃうんですよ。

 

日によって、時間帯によって、症状も痛みの程度も変わって波があり、

家事も思うようにできないし、どこの病院で診てもらえばいいかもわからず・・。

 

そんな絶不調どん底な私を見て、さすがにどうにかしないと・・と思ったのか、

一緒に病院に行っていた旦那が、家の近くのペインクリニックに電話してくれ、

急だったにもかかわらず、すぐに診ていただけることになりました。

 

 ペインクリニックとは?

痛みの専門家が、首こり、肩こり、腰痛、坐骨神経痛、肩、肘、膝などの関節や四肢の痛みやしびれの原因を診断し、主に注射(神経ブロック、筋膜ハイドロリリース)や内服薬による治療をおこなうクリニックです。

 

私のように肩こり首こりが慢性化している場合は、血行が悪くなることによって、

その部分の神経がダメージを受け、痛みを発生させる物質が蓄積するようで、

それにより、さらに痛みが強くなるという悪循環が起こっている可能性も。

 

そこで、痛みの原因になっている神経付近に局所麻酔を使用して注射することで、

一時的に悪循環をなくし、血行改善や痛みを徐々に和らげる効果が期待できます。

 

慢性的な頭痛、肩こり、首こりに悩まされていて、

ペインクリニックが近くにあると知っていながら、

私が、どうして今まで受診しなかったか・・・

 

それは、ズバリ、痛そうだったから!

 

特に注射が苦手というわけではないですが、イメージ的にね。

痛いところに針刺すんだから痛いに決まってるって思えちゃって・・。

 

結論を申しますと、私は、そんなに痛くなかったですw チクッってするくらい。

 

 

 問診〜施術の流れ(私の場合)

前提として、今回は、当日に無理矢理ねじ込んでもらった上での受診です。

 

まずは、待ち時間に記入した問診票をもとに、問診。

 

・今一番辛いのは腰とその周辺の痛みで、歩くのもしんどい。

・何かにつけて後頭部から首、肩のこりがひどくなり、カチカチになる。

・首と腰は、整形外科でレントゲンを撮ってもらったことがあるが、

 特に異常があるとはいわれなかった。

・頭痛はもしかしたらPMS、もしくは更年期症状かもしれない。

 

 

一通りの問診が終わると、すぐに首・腰・背骨のレントゲン撮影。

 

診療時間過ぎてますので、諸々のスタッフさんもいないためか、

先生自ら、レントゲン撮ってくれましたw

 

そのまま診察室に戻って、画像チェックと説明。

 

首は、若干ストレートネックだけど問題なし。

腰も特に異常は見当たらない。

背骨は、ちょっと歪んでいるところと、潰れているところがあるけど、

今回の症状が出るようなものではなく、問題なし。

 

 

ということで、まずは痛みのある箇所への注射の説明、

3種類の漢方薬、どうしても痛い時の頓服薬、湿布薬を処方してもらいました。

 

 

いよいよ処置室に移って、注射です!

 

痛む箇所を1つずつ確認しながら、「はい、チクッとしますよ〜」と、

後頭部から首、肩にかけて5箇所くらい、腰とその周辺に5箇所ほど。

 

上にもう書いちゃってますが、注射は思ったより痛くなかったです。

ハズレな看護師さんにやってもらう採血の方が、よっぽど痛いw

ただ、注射の種類によっても違うようなので、要注意です。

 

私は施術後の安静時間は必要なかったので、すぐに帰ることができましたが、

これも、注射の種類によって違うようなので、予定がある時は確認が必要ですね。

 

 

今後は、週に1、2回の施術が目安ということだったので、

今日の午前中に予約を入れていたんですが、出かける直前に休診の電話が。

先生が体調不良らしいのですが、コロナなのか?・・・いろいろ心配です。

 

処方したもらった漢方も1週間分なので、どうしようかと思ってますが、

市販でも売っているものもあるので、なんとか調達してみますw

 

 参考までに・・処方してもらった漢方薬

今回、3種類の漢方薬を処方してもらいました。

●呉茱萸湯(ごしゅゆとう)

以前、内科でも処方されたことがありますが、頭痛向けの漢方薬ですね。

その時は、むくみも気になっていたので、五苓散に変えてもらったんですが、

それも問診時に伝えてあるので、その上での処方と理解して服用します。

 

ちなみにですが、この漢方薬、むちゃくちゃ不味いです。

いつも行く薬局の薬剤師さんも、わざわざ「不味い」って念押しするし、

漢方薬を飲み慣れてる私でも、毎回「うえっ」ってなるくらいw

もし服用する機会があれば、体感してください。不味いです。

呉茱萸湯(ゴシュユトウ) | 製品情報 | ツムラ

 

●牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)

これは、お初の漢方薬です。腰や足の痛み、むくみにも良いようです。

薬局の説明書や、添付のツムラのサイトにも書いてありますが、

老人のかすみ目、老化に伴う症状・・、高齢者に・・・、と気になる表記がw

ただ、注射の効果か、この薬の効果かわかりませんが、腰痛はかなり軽減されました。

牛車腎気丸(ゴシャジンキガン) | 製品情報 | ツムラ

 

●当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

これも、漢方医の先生に出してもらって服用したことのある漢方です。

桂枝茯苓丸、加味逍遙散と合わせて、産婦人科三大漢方薬と言われているもの。

 

私の頭痛や肩こりは、PMSや更年期の症状の可能性もあるので、

諸々の不調改善のためにも処方されたんだと思います。

 

証でいうと、当帰芍薬散は「虚証」タイプ、桂枝茯苓丸は「実証」タイプ、

加味逍遙散は「虚証」もしくは、「実証」との中間タイプに向いているようです。

 

私は、飲むと一時的ですが、体が温かくなる感覚があります。

なので、ほてりがある人には向いていないのかもしれません。

当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン) | 製品情報 | ツムラ

 

3つとも冷えに対する処方なので、やっぱり温めないといけないんですね。

 

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先生によると、1度に服用できるのは3種類までとのことなので、

普段飲んでいる「半夏厚朴湯」「五苓散」は、しばらく封印です。

 

 さいごに

漢方薬、市販薬を初めて服用される時は、医師や薬剤師さんなどに相談し、

飲み合わせなども確認することをお勧めします。

 

また、場合によっては症状が悪化することもあるかもしれませんので、

きちんとご自身で調べた上で、判断していただき、お試しくださいね。

 

寒くなってきましたので、皆さんもご自愛ください☆

 

 

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