yusakoda's life

体調の波に翻弄されつつ、意外とのんびり生活できてるアラフィフの日常。

子育てを振り返ってみる。保育園編

こんにちは。yusakodaです♪

 

一人息子が高校を卒業 & 法律上では成人の18歳になったこともあり、

私の子育ても卒業かな・・・としみじみ思う今日この頃。

 

ということで、子育ての振り返りとして「小学校編」を書きましたが、

今回は「保育園編」を、いつものようにつらつらと書いていこうと思います。

 

子育てを振り返ってみる。小学校編① - yusakoda's life

子育てを振り返ってみる。小学校編② - yusakoda's life

子育てを振り返ってみる。小学校編③ - yusakoda's life

 

  保育園探しは想像通り困難。でも・・・

私が息子を預ける保育園を探したのは、息子が1歳になった翌年の1月でした。

 

保活経験者 or 保育園にお子さんを預けたことのある方ならお分かりでしょうが、

通常、前年の10〜11月頃から申し込みが開始されるので、

1月から探すなんて遅すぎというか、普通に考えて絶望的なスタートです。

 

でも、ど〜〜しても急遽、私が働かないといけない事情があり、

ダメ元で役所に問い合わせると、園に直接聞いてくれと言われました。

 

”就労中”ではなく”求職中”という状態での保育園探しなので、

わかってはいたけど、「厳しいです!」「無理です!」「遅すぎます!」

常識外れな時期の問い合わせに、若干怒り気味に断わられたところも(^^;

 

就活中なので、仕事のことも考えて、駅近を中心に探したんですが、

やっと「見学に来ますか?」と言ってもらえた園は駅からはほど遠く・・・。

とりあえず週1でやっている園開放に見学もかねて行ってみることにしました。

 

たくさんの親子がいましたが、児童館やベビーサークルには行ったことがあったので、

息子も、特に人見知りすることもなく、なんなら初対面の先生のお膝にちょこん♪

その流れで、他の教室や園内を案内してもらい、最後に「どうしますか?」と。

 

「・・・・・えっ?どうするって、入園できるんですか?!」「はい(^^)」

 

問い合わせの時点では、入園できるとかできないとかも言われなかったので、

ただ単に園開放に遊びに行く感じで、見学も初参加だからだと思ってました。

 

まさか、そのまま入れるとは思ってもいなくて、

その後の手続きも、あまりにスムーズでビックリでした。

 

ただ、入園は4月からだったので、それまでは園開放に通いつつ、

4月からでもいいという条件で仕事が始められるところを探し、

これまた運よく、保育園から近いところでドンピシャの職場が見つかって、

送迎の動線としてもちょうどよく、奇跡的に全てが丸く収まりました。

 

タイミングや条件、もろもろ含めてラッキーとしか言いようがないんですが、

さらに言えば、駅から離れているので園庭が広く、後に通う小学校の学区内、

周辺にも大きな公園があって、園のお散歩や帰りの寄り道で思いっきり遊べるなど、

 

普通に考えたら駅から遠いことはデメリットですが、

就職先は園の近くで決まったので、私にとっては理想的な保育園でした。

 

当時も今も、そう思えるのは、充実した楽しい園生活を送らせてくれた、

先生方やお友達のおかげなんですけどね。本当に感謝、感謝です。

 

 

 入園式から人見知りなし。慣らし保育は号泣。

息子は1歳児クラスからですが、クラスメイトには0歳クラスから通っている子も。

 

入園式の日も当然、その子たちは保育園で過ごしていて、

そこに新入園親子がお邪魔して様子を見学してたんですが、

息子は1人でトコトコと歩いていって、積み木で遊んでいる子たちの中に加わり、

おやつの時間が始まると、一緒にテーブルについて、自分もおやつ待ちw

 

まるで、ずっとそこで過ごしてきた保育園児のような振る舞いに、

先生も「これなら大丈夫そうですね(^^)」と笑ってました。

 

 

・・・が、実際に慣らし保育が始まると、毎回、今生の別れのように号泣。

 

比較的、おとなしい性格の息子が、今まで聞いたことがないくらいのギャン泣き。

預けられることを覚えてしまったので、日増しに激しくなって、

「ママーーー!!」と、大暴れ&泣き叫んでました。

 

先生の前では「すいません。お願いします〜(^^)」と、

こんなことじゃ動じない、余裕のあるママの素振りをしていた私ですが、

まだ就活中だったので、スーパーで買い物をして家に帰ろうとしたら、

ふとスイッチが入っちゃって、涙が止まらなくなってしまいました。

 

小さな子供にとって親は絶対的な安心材料。

その人に置いていかれたと感じて、どんなに不安だろう。

どんな気持ちで待っているんだろうと思うと、心が張り裂けそうでした。

 

まあ、それも数日のことなんですけどね。

 

最初は「親に置いていかれた〜‼︎」と思ったけど、

「必ず迎えに来る」こともわかってきたんでしょうね。

 

朝は号泣だったのに、迎えに行くと楽しそうに遊んでいて、拍子抜けしたり、

私を見つけて駆け寄ってきたけど、まだ遊んでいたくて、Uターンしたりw

 

先生方も、子供が保育園に行くのが楽しくなるような工夫をされたり、

不安や寂しさを感じた時は、寄り添ってくれたんだろうなと思います。

 

 初めての子育てにはありがたかった

今は、スマホで調べれば大抵のことが分かりますが、

その頃は、まだガラケーだし、パソコンで調べても情報が少ない時代。

 

子育てに関することは、実母・義母、産院や数少ないママ友から教えてもらった情報、

たまひよとか、育児書・育児雑誌を頼りにするしかなかったのですが、

保育園に通い出してからは、先生という強い味方ができました。

 

給食を参考に献立を考えたり、家では食べないようなものも食べられたり。

トイトレの時期も、先生に「園では始めてるよ。パンツ用意してね。」と促され、

じゃあ、家でもやりますか・・と重い腰を上げるきっかけになりましたw

 

先生との交換日記のようなお便り帳があるので、どんなことがあったか、

どんなことをして過ごしているか、どんな様子だったかを事細かに知れたし、

家での心配事や悩みも一緒に考えてくれるので、ありがたかったです。

 

 保育園での行事について

保育園での行事は、運動会や夏祭り、保育参観などなど。

保育参観は、お遊戯会も兼ねていて、小さいクラスの時は保育参加でした。

皆さんお仕事されているので、基本的に開催は土日になります。

 

  保育参加という名の癒し

保育参加は、親の保育士体験(半日)みたいなものですね(^^)

一緒にお散歩行って、給食食べて、お昼寝の時間に先生と懇談会をしました。

 

「あれ〜、今日は〇〇君のママ、ずっといるの?」「先生になったの?」

「お仕事行かないの?お休みなの?」と子供たちから質問攻め。

 

それを遠くからニコニコ見ている息子。可愛ぇ〜♪

 

子供ができるまで、自分は子供嫌いだと思ってたけど、

自分の子もだけど、よその子も可愛い。保育参加という名の天国でしたw

 

大きいクラスになると劇の発表をするんですが、これも保育園ならではかもだけど、

先生がセリフを小声で誘導する、非常にゆる〜い感じの微笑ましい発表会です。

 

これはこれで可愛いんだけど、個人的にはずっと保育参加で良かったくらいですw

 

 

  夏祭りは準備から始まっている

夏祭りは、保護者会で準備するものや、クラスごとの出店もあったんですが、

その準備や作業が土日にしかできないので大変でした。

 

なおかつ、仕事が、がっつりフルタイムの人もいれば、自営業の人もいるし、

私みたいなパートで働いてる人もいて、作業にさける時間も様々。

 

ここは不公平とか関係なく、役割分担したり、家に持ち帰ったりして、

できることを、できる人が、できるだけやるスタイル。協力ってこういうことよね♪

 

それでも、普段、お仕事されてる人たちの集まりなので、効率がいい♪ 出来がプロ♪

 

結構、大掛かりな的当てゲームを作った時も、アンパンマンの絵が上手なことw

イデアも豊富だし、やるとなったら、中途半端なものは作りたくない!

 

休みの日なので、パパも参加しやすく、力仕事もお任せできるし、

普段、送り迎えの時にバタバタと挨拶するだけなので、交流できて楽しかったです。

 

毎年、最後に年長クラスの保護者による出し物もあって、

クラスの幹事だった私は何にするか悩んだんですが、定番の教育テレビのダンスに。

 

練習できる日も少なくて心配でしたが、思いのほか、みんなのノリも良く、

序盤にChoo Choo TRAINローリング(クルクルする)ダンスを入れたり、

教え上手なパパさんが、覚えやすく掛け声をかけてくれたり。

 

本番は、見ている子供たちも一緒に踊って、大盛り上がり!大成功でした♪

 

 

  運動会は自園の園庭で開催

街中の保育園だと、運動会などの行事は別会場になったりしますが、

息子の保育園は園庭が広かったので、自園で開催してました。

 

なので、小さい子たちは、自分たちの出番だけ外に出てきて、

あとは教室で過ごす事が可能で、負担も減らせたと思います。

 

大きい子たちは跳び箱や竹馬など、出来るようになったことを取り入れた競技や、

小さい子の出し物のお手伝いをしたりする姿も見れて、成長を感じました。

 

思えば、普段からこの広い園庭で走り回って、体力もついたし、

周りも自然豊かで、夏は蚊に悩まされたけどw、いい環境だったなと思います。

 

 

 考え方や価値観がしっくりきた

保育園に限らずですが、教育方針が自分のそれとズレていると、不満につながります。

親の方針と一致していても、当の本人に合わなければ意味がないし、

1日の大部分を過ごす保育園が子供のストレスになるのは避けたいですよね。

 

その点では、この保育園の方針や雰囲気は、親子ともにしっくりきて、

息子の考え方や価値観、趣味嗜好に大きく影響を与えたと思っています。

 

  お勉強的要素はゆる〜い感じで。

幼稚園は教育的要素が強いこともありますが、保育園はあくまでも生活の場。

お勉強って感じではなく、比較的ゆる〜い感じでしたが、

一応は小学校に入るまでに必要なことは学べるようになっていました。

 

でも、強制的じゃなく、定期的にお手紙週間みたいなイベントをやって、

子供が自ら字を書きたい、覚えたいと思うようにしていた気がします。

 

園内にポストを作って、他の園児宛にお手紙を書いて、郵便係の子が配ってたような。

もうこの辺はうる覚えですねw 

 

お手紙を自分で読みたいし、お返事も書きたい。だから覚えるって感じですね。

目的があるから頑張れるし、覚えも早い気がします。こういうのが合ってました。

 

がっつりお勉強をさせたい親は、家庭学習や習い事をさせていただろうし、

小学校受験をする子もいたので、そういう子は送迎付きの塾にも行ってましたね。

我が家も、お馴染みのしまじろうくんにお世話になっていました。

 

  お互いの個性を認めるマインド

1歳児クラスから、同じメンバーで5年間過ごしてきた子供たちですが、

お互いの個性や得意不得意がわかっていて、苦手なことはフォローするし、

得意なことに関しては、素直に褒めるし、頑張りを認めることができました。

 

年長クラスの時に、近隣の保育園対抗でドッチボール大会があったのですが、

果敢にボールを取りに行って、相手チームの子を当てている子に対して、

「わぁ♪ 〇〇くん、すごいね。いっぱい当ててる」という親たちに、

 

「〇〇くんもすごいけどね、△△くんもすごいんだよ。

 練習の時はすぐに当たってたのに、今日は一回も当たってない。

 当たらないように頑張って逃げてるんだよ」と、横で見ていた控えの女の子が一言。

 

もう、どっちが大人なの?って感じでした。(^^;

 

 

これは、間違いなく保育園の先生たちの子供たちへの接し方の賜物。

 

いつもこういう風に子供のことを肯定してくれて、自信をつけさせてくれて、

出来ないことじゃなく、出来るようになったことを素直に盛大に褒めてくれるw

 

本当に「心豊か」という言葉がぴったりでした。

人懐っこくて、いつもニコニコしていて、素直でいい子たち。

 

卒園式でもみんな笑顔で、それを見て先生も親も、さらに名残惜しくなって涙。

 

クラスの1/3は同じ小学校に進学するけど、1/3はお隣の学区、残りは違う地域なので、

寂しいなと思っていたら、子供たちは中学で再会することを楽しみにしていました。

お隣の学区の子とは、中学では一緒になることを知っていたんですね。

 

すごい!どんだけ先のこと話してるんだw どんだけ前向きなんだw

 

で、実際、中学でまた合流して遊ぶようになって、

お互いの友達とも友達になるので、普通に友達が倍増w

 

中学校で合流する前に転校した子もいましたが、友達伝いにSNSで繋がって、

高校の時に10年ぶりに会って、「一緒にラーメン食べてきた〜」と聞いた時は、

その関係性を羨ましくも思えましたw

 

男子はみんなそうなのかもしれないけど、そんな感じでどんどん増殖していきます。

 

保育園の時のマインドは受け継がれているので、

その後に出会った友達とも、お互いの個性を認めて、褒めあって、フォローしあって、

いい関係を築けているようです(^^)

 

 

そんな感じで、予定外の保育園生活で、最初は不安もありましたが、

結果、我が家にとってはターニングポイントになりました。

 

同じ時期、私たち親子にとっては、第二の保育園ともいえる居場所もあったのですが、

長くなりそうので、それはまた次回書くことにします☆

 

 

 

 

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