yusakoda's life

体調の波に翻弄されつつ、意外とのんびり生活できてるアラフィフの日常。

子育てを振り返ってみる。小学校編③

 

こんにちは。yusakodaです♪

 

前回、前々回と今までの子育てを振り返ってきましたが、

ここでは、保育園から小学校に上がる時によく言われる「小1の壁」や、

長期休みの過ごし方、私が仕事を再開した時のこと、子どもの留守番のことなど、

いつものようにつらつらと書いていこうと思います。

 

 保育園出身だけど、「小1の壁」はなかった。

保育園から小学校に上がる時によく言われるのが「小1の壁」ですね。

 

それまでは親の仕事の時間に合わせて、保育園に子どもを預けられたけど、

小学校になると学校に行く時間は決まってるし、帰ってくるのも早いし、

入学してしばらくは給食ないし、学校行事は大抵、平日の昼間だし、

PTAには容赦なく選ばれるし、その活動も平日の昼間だし・・・などなど。

 

仕事をしている親ファーストだった保育園の環境から比べると、

親にも子にも負担や試練が待っているので、「小1の壁」と言われるようです。

 

放課後は、学童保育や放課後学級など、預けるところがあっても、

朝は、親の方が先に家を出ないといけない場合もあったりして、

どうしても働き方を変えざるを得ない親御さんもいるみたい。

 

職場に掛け合って、就業時間を変えてもらったり、時短勤務にしたり。

いくら理解のある環境でも、それまで通りの仕事が出来なかったりして、

キャリアがある人は戸惑うかもしれないですね。          

 

で、どうして、うちはその壁がなかったかというと、 

単純に、そのタイミングに私が仕事をしていなかったからです(^^;

 

在園中にパニックが再発してしまったので仕事は辞め、

それからは「疾病」を理由に預かってもらってました。               

 

小学校に上がる頃には体調も落ち着いてきたので、

このタイミングで私が仕事を再開してもよかったんですが、

学校行事などの流れや詳細を知ってからの方が、就職活動もしやすいと思ったのと、

PTAに選ばれてしまったので、1年生のうちは様子見することにしました。

 

 息子にとって初めての夏休み

保育園は、基本的にカレンダー通りなので、年末年始やお盆の休みはあっても、

「春休み」「夏休み」「冬休み」という長期休みはありませんでした。

なので、息子は小学校に入ってから初めて長期休みを経験することになります。

 

最初にやってくるのは「夏休み」

 

1ヶ月半もあるお休みをどう過ごそうか、どこに行こうか・・・。

親にとっても「初めての夏休み」なので、ワクワクしてました(^^)

 

まずは、事前にリサーチをして、自治体が募集している体験学習に応募したり、

企業が主催しているワークショップなどもチェック&申込みしました。

夏休みはいろんなところでイベントをやっているので、ありがたいですよね。

 

比較的、交通の便がいいところに住んでいるので、朝から出かけなくても良かったし、

午前中は宿題をやって、お昼ご飯を食べてから出かけても十分楽しめました。

 

旦那のお盆休みが、一般のお休みの日と少しズレてたので、

その期間には近場に旅行にも行きました。これは毎年恒例になってます。

 

水族館の年間パスポートも毎年買って、夕方開催のイベントにだけ行くとか、

ひたすらイルカやアザラシを眺めるだけとか、贅沢な過ごし方をしました。

夏休みの期間だけやってる、夜のイルカショーもあって特別感もありました。

 

年間パスを買っておけば、春休みや冬休みの時にも使えるし、

子どもがふと「〇〇見たい♪」って思った時に気軽に行けてよかったです。

 

 

動物園も、全部を見てまわろうと思うと1日がかりになってしまうので、

息子と私で見たい動物を1つずつあげて、それだけ見にいくってこともしました。

ちなみに、ある日の息子はカワウソ推し、私はパイソン推しでした(^^)

 

閉園の時間もあるので、2番目に見たいのは、ここから出口までの間にいる動物とか、

ふれあい動物園でじっくり愛でるとか、その時々で臨機応変に過ごしました。

併設されている植物園を、ただ歩いているだけでも自然に癒されて楽しかったです。

 

こういう公共施設って、常連さんというか主みたいな方がよくいらっしゃって、

子どもとベンチに座って休憩してたりすると、よく話しかけられました。

 

若い頃からよくあることなんですが、どうも私は垣根が低くて話しかけやすいらしく、

子どもがいるので、もちろん最低限の警戒はするんですが、

おすすめスポットや、なかなか面白い情報をもらえたりするので楽しかったです。

 

来たからには全部を見て回らなきゃ!って感じじゃなくて、

の〜んびり、好き勝手に、気の向くままに見てるのがわかるんでしょうねw。

 

ただ動物を見に行くだけじゃなく、スケッチブックを持っていって絵を描いたり、

写真を撮ったり、目的を変えるだけで同じ場所でも新鮮に感じることができました。

 

 

夏休みは1ヶ月半もあるので、所々にこういったお出かけを配置して、

だらだらと過ぎて行かないようにはしていましたが、

基本的には午前中に宿題などを済ませ、午後からは自由というスタイル。

 

たいていご近所のお友達もそんなスケジュールなので、

午後からお友達が来て、夕方まではクーラーの効いた部屋で遊んで、

後半は公園に繰り出すという、普段と変わらないルーティンになっていましたw

 

でも、この普段と変わらないルーティンというのが重要なのかも。

新学期になる前に戻そうと思っても大変ですからね〜。

 

 ちっちゃい壁は小2にやってきた

うちは、結局、息子が2年生になったタイミングで私がパートを再開し、

のんび〜りした夏休みを一緒に過ごせたのは1年生の時だけでした。

 

なので、「壁」は小1ではなく小2に来たことになりますが、

おそらく元々お仕事をされている人、フルタイムで働いてる人に比べたら、

うちのはあったとしても、ちんまりした壁で、ちょっと引っかかる程度。

 

1年間の流れを経験し把握できていたので、面接時にも詳しく説明できたし、

その上で採用してもらったので、お休みも申請しやすかったです。

 

家と学校と職場がちょうど三角形になるような場所にあり、

普段は家と職場の往復だけど、職場からそのまま学校に行くにも近いし、

学校行事に少し顔を出して、また職場に戻るってこともありました。

 

朝は、子どもを送り出してから、洗い物や洗濯までして出社。

後々、勤務時間は伸びていきますが、その頃は14時までの仕事だったので、

子どもが帰ってくる時間には、私も家に帰ってくることができました。

 

ただ、子どもの方が早く帰ってくる日もあったので、家の鍵を渡しておき、

私が帰って来るまでは、お友達を家にあげたり、外に遊びに行かないようにしたり、

何かあったら連絡できるよう、固定電話に連絡先を登録し、かける練習をしたり、

色々と想定して、子どもも私も不安を感じないようにしておきました。

 

 

そして、私がパートを再開してから最初の「夏休み」

 

普段は、息子が先に帰ってきたとしても、1人になるのは数十分程度。

夏休みになると私が仕事に行っている間、4時間以上は1人で過ごさなければならず、

それまでも、時々利用していた「放課後学級」に通うことにしました。

 

・・・が、低学年のうちは親の送り迎えが必要だったので、結局、保育園と一緒。

しかもお弁当も作らないといけないし、帰りはまだまだ気温が高い時間帯。

 

私は昼休憩なしの勤務時間で、職場からそのまま迎えに行っていたので、

暑さと空腹で倒れそうになることもあり、かなりの負担でした。

 

子どもも放課後学級に行っても、学年もバラバラで知ってる子もいないので、

「行ってもつまんない」と、だんだん行きしぶりするように・・。

 

ふと「これは誰も得してないし、ストレス溜まるだけだな・・・」と気づき、

心配や不安が全くないというわけではなかったけど、

とりあえずやってみて、ダメだったらまた考えるってことで、

きちんとルールを決めて、家でお留守番してもらうことにしました。

 

 

それまでも短時間なら1人で留守番していたので、基本的なことは一緒。

誰か来ても(お友達を含め)絶対、家に入れない。インターホンにも出ない。

電話も、「お母さん」と表示される時以外は出ない。

 

何かあった時の連絡手段、電話の掛け方も再確認。

 

万が一、火事や地震など緊急性の高いトラブルの時は、

お隣や上下階の方に言って助けてもらったり、一緒にいてもらうように言い聞かせ、

いろいろ想定してシュミレーションしました。

 

怖がらせることになってしまう場合もあるけど、

子ども1人でお留守番するってことは、こういうリスクも伴うんですよね。

 

私の方は、比較的融通のきく職場だったので、夏休みだけ勤務日数を減らしたり、

休憩時間をもらって、お昼に一度、帰らせてもらってました。

 

そのうち、ご飯はレンジでチンして食べれるようなものを用意したり、

帰れない時は、途中で電話して安否確認をしたりと、様子を見ながら試行錯誤。

職場の方達の協力もあって、なんとか乗り切ることができました。

 

私が帰ってきてからは、1年生の時と同じようにどこかへ一緒に遊びに行ったり、

近所のお友達が来て遊んだりしたので、これがうちにはしっくりくるスタイルでした。

 

 

ただ、何事も慣れた頃が一番怖いんですよね・・・。

 

夏休みが明けて、2学期になり、たまたまその日はお休みで家にいたんですが、

ピンポーンと子どもが帰ってきたので、玄関を開けると腕を押さえて号泣してました。

 

我ながらすごいと思うのは、一目で「こりゃ、やっちゃってるな」と思ったことw

どうやら、下校途中で派手に転んだらしく、しかも変な体勢で手をついて、

左腕に全体重+ランドセルの重みが全部掛かってしまったらしく、

幸い骨折まではいきませんでしたが、ヒビが入ってました。(幸いなのか?w)

 

すぐに患部を冷やして、そのまま整形外科に向かったのですが、

子どもが帰ってきた時間は、私が仕事の日だったら、まだ職場にいる時間です。

まあ、自分で電話できればいいですが、あの様子だと痛くてそれどころじゃないはず。

家にいて良かったと思うと同時に、いなかった時のことを思うとゾッとしました。

 

うちの息子、そんなに暴れん坊でもないんですけどね〜、

カルシウムも十分摂ってたはずだしw

 

この時は、2回目の骨折(未遂)ですが、今まで3回やっちゃってます。

3回目は、朝、送り出して、ものの5分で帰ってきましたw

雪の日に、分団の集合場所ではしゃいで転んで、ピキっ!です。

もうその時は、本人も慣れたもので「折れたかも」って自己申告してきましたw

 

男の子はよく骨折するってのは本当なんだと実感しますね。

今までの参観日で、ギブス巻いてる子、松葉杖ついてる子を何人見たことか(^^;

 

 

他にも、家の鍵を持っていくのを忘れて、入れずに玄関前でずっと待ってたとか。

ランドセルにリールでつけてるのに、わざわざ外すんですよね〜。

 

そういう失敗から色々学んだり、自分なりに考えたり、工夫したりもするので、

今となってはいい経験だったのかなと思うこともあります。

 

でも、骨折未遂以外は、ケガや具合が悪くなってとかじゃないので良かったけど、

親としては、何かあったら、後悔しきれないことなので、何事も油断大敵。

 

都度、話し合って、お互いに心配や不安がないようにしていくのが大事ですね。

 

 夏休みはやっぱり子供を成長させる

高学年になってからは、クラスのお友達からお誘いを受けて、

夏休みに行われる児童館でのイベントの執行グループに参加しました。

 

児童館内にお化け屋敷や模擬店を出して、夏祭りのような、文化祭のような、

普段利用している子供たちがやってくるイベントがあったんですが、

その企画から、準備、当日の運営までも子供たちがやるらしく、

親御さんの中に関係者の方がいたのか、クラスの子達に声を掛けてくれたようです。

 

ただ、うちの学区から児童館は少し遠くて、自転車でいけないこともないけど、

真夏の最中にそれはちょっと心配で、何人か一緒に電車で通うことにしました。

 

最寄駅からも少し歩くので、初日は私が道順を教えつつ引率して、

慣れるまでは、何日か親が交代で同伴することになりました。

 

こういう時にありがたいのが、前回書いた”つかず離れずのママ友”

 

「明日、息子くん、行きますか?」「行きますよ、私同伴予定。」

「じゃあ、よろしくお願いします。次、私行きます。」「了解♪」

もう、ほぼ業務連絡。でも、これで全然OKな関係性がありがたいw

 

お互いに仕事をしてたりして、できないこともあるけど、

できることは協力し合うってことを、自然にやれるので、すごく頼りになりました。

 

別のママ友は、私がイベント当日に行けないってことは言ってないのに、

ちゃんと息子の写真を撮って送ってくれたり、もぉ〜大好き(^^)

 

学校以外の場所で、仲間と一つのものを作り上げる大変さも楽しさも共有できて、

いい経験になったと思うし、そういう機会を作ってくれた親御さんにも感謝です♪

 

送られてきた写真に映る子供たちもすごくいい顔をしていて、

たくましく感じたのは日焼けのせいだけじゃないはずですw

 

小さい頃は、私が連れて行くようなお出かけだけだったのが、

大きくなるにつれ、子供達だけで参加するようなものに誘われることも多く、

誰かの親がついて行くなら、お願いとお礼の連絡だけして甘えさせてもらったし、

子供達だけでも信じて送り出すっていうことも大事だなと実感しました。

 

これ、うちの子だけじゃないと思うけど、夏休みにグンと背が伸びるんですよね〜w

そういう成長〜?って思うけど、身も心も解放されるんでしょうね。(^^)

 

 

小学校6年間の成長って、凄まじいものがあると思います。

後から考えると大したことないものでも、その時は親も子も不安でいっぱいで、

すごく勇気のいる出来事だったりしますよね。

 

そういう気持ちを共有しただけでも、親子の信頼関係って生まれると思うし、

一つ一つ乗り越えるたびに、子供の自信にも繋がっていくのかなと感じました。

 

 

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