隠れ貧血は気づきにくい? / 私なりの対策法
こんにちは。yusakodaです♪
数年前から体調が優れない状態が続き、最初は原因を特定したくて、
いわゆるドクターショッピングをし、いろんな病院(科)を受診しました。
症状は不定愁訴なので、とりあえず、血液検査と尿検査になるのですが、
まあ、大抵は「特に問題なし」。数値上では、見事に健康体w
ただ、毎回、ヘモグロビンが基準値ギリギリで、11〜12 g/dL。
念のためと、貯蓄鉄と呼ばれるフェリチンの値も調べてもらったら、
初めての時は9ng/mL、2回目は6.7ng/mLと、基準値を下回っていました。
調べてみると、これは「隠れ貧血」「貧血予備軍」と言われる状態。
今回は、「貧血」の中でも、特に「隠れ貧血」と呼ばれている症状について
調べてみて、私なりの対策を考えてみたいと思います。
貧血と隠れ貧血はどう違うの?
●貧血
赤血球に含まれるヘモグロビンが不足した状態。
ヘモグロビンが不足すると、十分な量の酸素が体に行き届かなくなります。
こちらは、血液検査をするとヘモグロビンの数値に表れるのでわかりやすく、
鉄剤を処方されたりして、治療することになるんだと思います。
●隠れ貧血(潜在性鉄欠乏症)
ヘモグロビンが減少し、血液中の鉄分が足りなくなった時に、
貯蓄鉄のフェリチンが使われるのですが、不足分>必要分な状態だと、
ヘモグロビンを補えきれずに、結果、貧血状態になってしまうようです。
こちらは、私のようにヘモグロビンの数値はギリギリでも基準値内なので、
フェリチンまで調べてもらわないと気づきづらい状態ですね。
めまいや立ちくらみなど、貧血と思われる症状がある時は、
フェリチンの値も調べてもらったほうがいいかもしれません。
では、貧血の症状というのは、どういうものがあるのでしょうか。
貧血の主な症状
- めまいやふらつき、立ちくらみがある
- 疲れやすい、倦怠感がある
- 動悸や息切れがする
- 顔色が悪い
- 頭痛や肩こり
- 耳鳴り
- 味覚がおかしくなる
- 口内炎
- 集中力がなくなってくる
他にも様々な不調が起こりやすくなるようです。
なんだか、私には身に覚えのある症状ばかりです・・・w
私なりの対策法
対策としては、やはり普段の食事やサプリなどで、体の外から鉄を補うことですが、
ヘモグロビンを作るには亜鉛、葉酸、ビタミンB 12も必要なようです。
また、性別、年齢、生理の有無によっても1日の摂取推奨量は変わってくるので、
同じ食事をしていても、家族内で足りてる人と、足りてない人もいるのかも。
●普段の食事から
- 鉄 :レバー、ひじき、ほうれん草、小松菜、アサリ、しじみ
- 亜鉛:牡蠣、豚レバー、煮干し、牛肉(肩ロース、もも肉)
- 葉酸:枝豆、のり、海藻、レバー(鶏、牛、豚)
- ビタミンB 12:しじみ、アサリ、牛レバー、のり
「レバー」は、鉄、亜鉛、葉酸、ビタミンB 12が含まれているから、
貧血にいいと言われているんですね。でも、私、苦手なんです・・・w
ただ、全体的には日頃から食卓によく並ぶ食材が多かったので、
上手に献立に取り入れたいと思いました。
ちなみに我が家の味噌汁は、ほぼ毎回、小松菜を中心とした具沢山お味噌汁で、
他にも、人参、玉ねぎ、ねぎ、ごぼう、豆腐、あげを入れています。
たまに里芋とか、今の時期だとサツマイモが入ることも。
これも、小松菜から鉄分が取れればいいなと思ってやっていることですが、
メインが手抜きでも、とりあえずこれで栄養が摂れるかなぁ〜っという、
ズボラ主婦なりの思惑もありますw
●手軽にサプリメント
食事から摂取できれば一番いいんでしょうが、それだけを意識していると、
正直、献立を考えるのも億劫になってしまうこともありそうだし、
摂取量が足りない場合もあると思います。
そんな時は、毎日続けやすいサプリメントで摂取してもいいかなと思います。
サプリも、鉄、亜鉛、葉酸、ビタミンB 12が一緒に摂れるものがいいですね。
私が今の飲んでるのは、この2つ。
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私は知らなかったんですが、「マカ」って、どちらかというと男性用・・・
いわゆる精力剤で使われているイメージがあるらしいのですが、
植物性エストロゲンも含まれていて、女性ホルモンを整える作用もあるようです。
しばらく続けてみたいと思っています。
●もっと手軽に鉄分ドリンク
今は、コンビニでも「1日分の鉄分」というドリンクをよく目にしますね。
たまには、こういうドリンクにしてみてもいいかもしれません。
以前の職場で飲んでいる女性がいましたが、効果を感じていたようです。
お試しで飲んでみましたが、私には少し味がキツく続きませんでした。
寒い季節は、鉄分とビタミンB12が含まれるココア(純ココア)もいいですね。
牛乳と合わせて飲むと、吸収効果もよくなるみたいですよ。
私的に一番おすすめなのは、「ローズヒップティー」です。
ローズヒップは「ビタミンCの爆弾」と言われているのですが、
他にもいろいろな栄養素が豊富で、その中には鉄分も含まれています。
貧血予防のほか、美肌効果や疲労回復、むくみ予防にもあるみたいです。
ホルモンバランスを整える効果もあるので、更年期世代にはピッタリですよね♪
●鉄の吸収を妨げる飲み物もある
コーヒーや紅茶、濃い緑茶など、タンニンを含むものは、
鉄の吸収を阻害するようなので、食事中や食事の直後は避けたほうが良さそうです。
●症状がひどくなったり、辛ければ鉄剤を処方してもらう
私が受診した2つの病院ではフェリチンの値は調べてもらえましたが、
その結果、6.7〜9ng/mLでも、特に治療を要するとは判断されませんでした。
他の検査結果なども考慮しての判断だったかもしれませんが、
調べてみると、やはり「隠れ貧血(潜在性鉄欠乏症)」の状態だと思われるし、
生理などのタイミングによっては「貧血」状態になっている可能性もあります。
貧血と思われる症状がいつまでも改善しなかったり、ひどくなった場合は、
何度でも病院を受診して、服用に問題ない状態であればですが、
「一度、効果があるか試してみたい」と、鉄剤を処方してもらえるように、
自分の気持ちや意思を、きちんと伝えてみようと思います。
さいごに
これは、あくまでも「私なりの対策方法」です。
専門家ではなく、素人の私が自分の痛みや不調を軽くするため、
試行錯誤してやっていることですので、他のみなさんに合う方法とは限りません。
そこをご理解いただき、参考程度にお読みいただけると幸いです。
また、場合によっては症状が悪化することもあるかもしれませんので、
きちんとご自身で調べた上で、判断していただき、お試しくださいね。